離岸流（カレント）

昨年も離岸流（カレント）によって流される事故が数多く発生しています。
サーファーはその沖へ流れるカレントを利用して楽にパドルアウトします。
カレントはそこらじゅうに発生しますが特にテトラ、突堤などの海洋構造物のそば
長い海岸線であればたいていは海岸線が凹んでいるあたりの前に発生しやすいとされています。



しかし海のことをよく知らない場合は
波のないあたり（他より波が小さい）が安全だと思いがちです。
波の小さいあたりは大きいあたりよりも深く浅いほうから深いほうへと水は流れ込んでゆきます。
波によって運ばれてきた水が深みを通って沖へと戻ってゆく流れがカレントです。
カレントの幅はせいぜい１０～３０メートルなので
流されたら岸へ向かって泳ぐのではなく岸と平行に波のあるほうへと泳ぎ
カレントから抜け出してから岸へ向かってパドルまたは泳ぎましょう。